ル・コルビュジェの椅子
ル・コルビュジェの椅子は結構高価です。美しいデザインですが、製作が難しい部分もあり、高価となっているのかもしれません。家具の共同デザインのメンバーとして、ピエール・ジャンヌレとシャルロット・ペリアンがクレジットされます。シャルロット・ペリアンは来日して工芸品の開発に協力した経験もあります。
現在、ル・コルビュジェの椅子の正式なメーカーはイタリアのカッシーナ社で、カッシーナから直接購入するか、MoMAstoreを通して購入できます。
また、ヴィトラ社から1/6のミニチュアが販売されています。これは、本物と同じ素材を使って製作されたもので、見ごたえがあるものです。hhstyleを通して購入することができます。
また、ル・コルビュジェに関しては、最近、原寸大模型を展示した大規模な展覧会が森美術館で開かれました。終了した展覧会ですが資料は残っています。こちらからご覧ください。
また、私が書いたル・コルビュジェに関する記事は、こちらです。(http://room7.blog.so-net.ne.jp/2006-10-12)
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LC4 シェーズロング
1928年にデザインされ、1929年にパリの(サロン・ドートンヌ)に出展し、ル・コルビュジエの名を高めた家具のシリーズのひとつ。この”傾きが連続的に変わるシェーズロング”は、ル・コルビュジエの独創性と革新性をあますところなく伝えている。身体のラインに合わせて綿密にデザインされた背座のカーブや、弓形のパイプをずらすことによって角度を自由に変えられる点で、人間工学的なアプローチがなされている。(topへ) |
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レアックジャパンの1/12サイズの椅子のミニチュア |
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LC7 スイヴェルチェア
1928年にデザインされ、1929年にパリの(サロン・ドートンヌ)に出展し、ル・コルビュジェの名を高めた家具のシリーズのひとつ。座の重量感を活かすよう、中心点に4本のスティールパイプの脚を調和させることにより、座の”水平”と脚の”垂直”の均衡のとれたコントラストが生まれている。更に、その接点にはチェアを回転させる機構を配している。(topへ) |
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LC1 スリングチェア
1928年にデザインされ、1929年にパリの(サロン・ドートンヌ)に出展し、ル・コルビュジェの名を高めた家具のシリーズのひとつ。スリングチェアは”自由に動く背をもつ椅子”で、背もたれは座る姿勢によって角度が変わり、ベルト製のアームレストも自由に回転し、体に合わせて自然と調整される構造になっている。(topへ) |
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LC2 グランドコンフォート
1928年にデザインされ、1929年にパリの(サロン・ドートンヌ)に出展し、ル・コルビュジェの名を高めた家具のシリーズのひとつ。贅沢な座り心地のレザークッションを、クロームパイプフレームが支えるシンプルな構造。(topへ) |
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