ココ・シャネル
ココ・シャネル…着古した服しか好まない
◆ココ・シャネル(Coco Chanel, 本名:Gabrielle Bonheur Chanel/1883.8.19〜1971.1.10)フランスのファッションデザイナー。
昔「ココ・シャネル」という映画があったが、原題は「Chanel Solitaire」。あのソリティア(一人トランプ)である...孤独なシャネルといった感じなのか。
田舎の孤児院で育ったココ・シャネルは、お針子の仕事をしながら芸能界を夢見ていたが、1909年にボーイフレンドの手助けで、パリに手作り帽子の店を出した辺りから、運命が変わりだす。
やがてパリ社交界の中心的人物ミシア・セールに出会い全てが変わる。世界の文化の中心であったパリのそのまた中心で、ドビュッシー、ロートレアモン、プルースト、ディアギレフ、ストラヴィンスキー、ジャン・コクトーなど、時代の先端をいく才能に触れ、自分に磨きをかけていく。
レイモン・ラディゲを失い、アヘン中毒になったジャン・コクトーを、必死になって立ち直らせるココ・シャネル。
「私は着古した服しか好まない。決して新しいドレスを着て外に出るなんてことはしない。」
やはり、ココ・シャネルは稀に見る存在なのである。
これが、映画「ココ.シャネル(原題:CHANEL SOLITAIRE)」

Chanel Fashion Review: Paper Dolls in Color
- 作者: Tom Tierney
- 出版社/メーカー: Dover Pubns
- 発売日: 1986/05
- メディア: ペーパーバック